2026/01/21 ブログ
根管治療で痛いと感じるのはどうして?痛みを和らげる方法も
こんにちは。仙台市宮城野区「福田町駅」より徒歩4分にある歯医者「色川歯科医院」です。

歯の痛みが強くなり、歯科医院で「根管治療が必要です」と言われたとき、多くの人が真っ先に不安に感じるのが「痛いのでは?」ということです。
歯の内部を治療するという説明を聞くと、どうしても怖いイメージを抱きがちですが、実際には適切な処置を受けることで痛みを最小限に抑えることができます。
ただし、治療の前後や最中に痛みを感じることがあるのも事実で、その原因や程度には個人差があります。
今回は、根管治療がどのようなものか、どうして痛みが出やすいのか解説します。根管治療後の痛みを和らげる方法についても解説しますので、根管治療を検討されている方や根管治療後の痛みにお悩みの方は、ぜひ参考にしてください。
目次
根管治療とは

歯の中には歯髄(しずい)と呼ばれる神経や血管が通っている部分があります。虫歯が進行してこの歯髄にまで細菌が入り込むと、強い痛みが出たり、神経が機能しなくなったりします。
根管治療は、そのような状態の歯の中から感染した神経や汚れを取り除き、根の中を丁寧に洗浄・消毒したうえで薬を詰め、密封する治療です。目的は、細菌の再侵入を防ぎ、歯を長く使い続けられるようにすることにあります。
根の中は複雑な構造をしており、治療には精密な技術が求められますが、大切な歯を長く使い続けるための重要な処置です。
根管治療は痛い?

「根管治療は痛いのではないか?」と不安を感じる方は多くいます。実際には、痛みを感じるタイミングや程度には個人差があり、治療前・治療中・治療後のそれぞれで異なる原因があります。それぞれの段階でどのような痛みがあるのか、詳しく見ていきましょう。
治療前の痛み
根管治療が必要になる状態では、すでに歯の神経にまで虫歯が進んでいることが多く、強い痛みが出ていることがあります。ズキズキと脈打つような痛みや、夜中に眠れないほどの不快感が出るケースもあります。
この段階の痛みは、神経の炎症によるもののため、治療によって原因を取り除く必要があります。
治療中の痛み
根管治療では、治療の前に麻酔を使って痛みを感じにくくするのが一般的です。そのため、処置中に強い痛みを感じることはほとんどありません。
ただし、歯の神経に炎症が強く出ている場合、麻酔が効きづらくなることがあり、その場合は追加の麻酔を行って痛みを抑えながら治療が進められます。治療の最中に器具で根の奥を触ったときに圧迫感や軽い違和感を覚えることはありますが、多くの人が我慢できる範囲です。
治療に対する恐怖心が強いと、少しの刺激でも敏感に反応しやすくなるため、不安があるときは遠慮なく歯科医師に伝えておくと安心です。
治療後の痛み
根管治療が終わったにもかかわらず、痛みが残る、あるいは再び痛みが出てくることがあります。このような場合、いくつかの原因が考えられます。
治療直後であれば一時的な炎症反応であることが多いですが、痛みが長引くようであれば、何らかの問題が起きている可能性があります。
感染の取り残しがある
根管の内部は非常に細かく複雑な構造をしており、完全に細菌を除去することは簡単ではありません。特に根管が曲がっていたり枝分かれしていたりする場合、器具が届かずに細菌が残ることがあります。
感染源が残っていると、治療後しばらくしてから再び炎症が起こり、痛みや腫れが生じることがあります。このような場合、再度根管治療を行う必要があります。
被せ物が合っていない
根管治療のあとは、治療した歯を補強するために被せ物などを装着しますが、この被せ物が歯に正しく合っていないと、噛んだときに違和感や痛みが出ることがあります。さらに、歯と被せ物の間にすき間があると、そこから細菌が入り込んで再感染を引き起こすおそれもあります。
被せ物を装着したあとに痛みが続く場合や、噛みにくさを感じるときは、調整や再作製が必要となるでしょう。
歯が割れている
根管治療を行った歯は、神経を取り除いたことで内部の水分が減り、もろくなります。そのため、噛む力が強く加わると、歯に細かいヒビや割れが生じることがあるのです。
歯のひび割れは目に見えないことも多く、痛みや違和感だけが続くこともあります。ヒビの位置や深さによっては、保存が難しくなり、抜歯が必要になるケースもあるため、気になる症状があるときは早めに検査を受けることが大切です。
噛み合わせが悪い
根管治療のあとに装着した被せ物が、わずかでも高くなっていると、噛み合わせのバランスが崩れることがあります。すると、治療した歯にだけ強い力が集中しやすくなり、歯の根の周囲に炎症が起こることがあるのです。
噛むたびに違和感がある、食事中に特定の歯だけが当たるような感覚があるといった場合には、噛み合わせの調整が必要です。歯科医院で細かい調整を受けることで、痛みや負担を軽減できることがあります。
根管治療後の痛みを和らげる方法

ここでは、根管治療後の痛みを和らげる方法について解説します。
処方された薬を正しく服用する
根管治療後は、歯科医院から鎮痛薬や抗生物質が処方されます。これらの薬は、炎症を抑えたり感染を防いだりするために重要です。
痛みが軽くなったとしても、歯科医師の指示通りに最後まで服用することで、症状の再発や悪化を防ぐ効果が期待できます。薬を服用する際は、用法・用量を守りましょう。
患部を冷やす
痛みが強いときには、冷たいタオルや保冷剤を使って患部の外側から軽く冷やすことで、炎症を抑える効果が期待できます。
ただし、長時間の冷却や直接肌に保冷剤を当てることは避け、冷やす時間も10分程度を目安に行うようにしましょう。冷やすことにより腫れや痛みの緩和につながります。
口腔内を清潔な状態に保つ
根管治療のあと、歯の周囲は一時的に敏感な状態になっています。この時期に口の中が不衛生だと、細菌が増えやすくなり、再び炎症が起きる原因になります。
毎日の歯磨きはやさしく行い、治療した部分を強くこすらないように注意しましょう。うがいをこまめに行うことも、細菌の繁殖を抑えるのに役立ちます。必要に応じて歯科医師の指導を受けながら、清潔な状態を保つよう心がけることが大切です。
頭を高くして寝る
枕を普段より少し高くしたり、タオルを重ねて頭の位置を上げたりすると、血の流れが緩やかになり、痛みが和らぐことがあります。眠るときに歯の痛みが気になる方は、このような工夫を取り入れてみるとよいでしょう。
根管治療後に控えること

根管治療後は以下のことは控えましょう。
硬い食べ物を控える
治療直後の歯は刺激に敏感になっているため、せんべい、ナッツ、氷などの硬い食べ物は避けたほうがよいでしょう。無理に噛むと、痛みが強くなったり、歯に負担がかかったりする可能性があります。
やわらかい食事を中心にし、治療した側で噛むのを避けることで回復がスムーズになります。
激しい運動やアルコールの摂取は控える
治療後の体は炎症を抑えながら回復を進めている状態です。この時期に激しい運動を行ったり、アルコールを摂取したりすると、血流が一気に促進され、痛みや腫れが強くなることがあります。治療後2〜3日は、安静に過ごすことを心がけましょう。
喫煙を避ける
タバコに含まれる有害物質は、血流を悪化させ、治癒を遅らせる原因になります。また、喫煙は口の中の衛生状態を悪くし、再感染のリスクを高める可能性もあります。治療の効果をしっかり得るためにも、この期間は禁煙または減煙に取り組むことが望ましいです。
まとめ

根管治療は、虫歯が神経まで進行したときに歯を残すために行う大切な処置です。
根管治療は痛いという印象を持つ方も多いですが、実際には麻酔や治療技術の進歩により、痛みはかなり抑えられています。それでも治療前の炎症や治療後の刺激によって、痛みを感じることがあります。
原因には感染の残存や被せ物の不具合、噛み合わせのズレなどがあり、適切な対処が必要です。また、治療後は薬の服用や生活習慣の工夫によって、痛みを軽くすることが可能です。治療後に痛みが続くときは、我慢せずに歯科医師に相談しましょう。
根管治療を検討されている方は、仙台市宮城野区「福田町駅」より徒歩4分にある歯医者「色川歯科医院」にお気軽にご相談ください。
当院では、虫歯・根管治療や予防歯科、小児歯科、マウスピース矯正、インプラントなど、さまざまな診療を行っています。診療メニューはこちら、WEB予約・LINE予約も受け付けておりますので、ぜひご覧ください。






