2025/04/09 ブログ
ホワイトニングの費用は?歯科医院でのホワイトニングの費用が高い理由も
こんにちは。仙台市宮城野区「福田町駅」より徒歩4分にある歯医者「色川歯科医院」です。

ホワイトニングは、専用の薬剤を使用して歯を白くする方法です。ホワイトニングに興味があっても「どれくらい費用がかかるの?」「種類によって違いはあるの?」などの疑問から、受診を迷っている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、ホワイトニングの費用について種類別にくわしく解説します。施術以外でかかる費用や、歯科医院でのホワイトニングが高い理由についても解説しますので、ぜひ参考にしてください。
ホワイトニングの費用

ここでは、ホワイトニングの費用を種類別にご紹介します。
オフィスホワイトニング
オフィスホワイトニングは、歯科医師や歯科衛生士によって行われるホワイトニングです。高濃度の薬剤を使用し、特殊な光を当てて歯を白くします。即効性が高く、1回の施術でも変化を感じやすいのが特徴です。
費用の相場は、1回あたり1万5,000円〜5万円程度です。理想の白さにするためには、3〜5回ほど施術が必要になることが多く、総額で4万5,000円〜15万円程度かかるでしょう。効果が持続する期間は3〜6ヶ月程度であることが多いです。
ホームホワイトニング
ホームホワイトニングは、歯科医院で受け取ったマウスピースと専用の薬剤を使用して自宅で歯を白くする方法です。歯科医院で作成したマウスピースに自宅で薬剤を注入して装着します。
使用する薬剤は、オフィスホワイトニングよりも低濃度のものです。2週間〜1ヶ月程度継続することで少しずつ歯を白くしていきます。
ホームホワイトニングの費用は、マウスピースの作成代と薬剤を含めて2万〜4万円程度が相場です。薬剤を追加購入する場合は、7日分で5,000〜1万円程度かかります。
オフィスホワイトニングよりも白くなるまでに時間がかかりますが、色戻りしにくく、効果が持続しやすい点がメリットです。
デュアルホワイトニング
デュアルホワイトニングは、オフィスホワイトニングとホームホワイトニングを併用する方法です。オフィスホワイトニングである程度白くした状態で、ホームホワイトニングを行うことで効果を持続させることができます。
両方の施術を行うため、費用の相場は5万円〜10万円程度と高めです。短期間で効果を実感し、白さをキープしたい方に選ばれています。
セルフホワイトニング
セルフホワイトニングは、歯科医院ではなく、サロンや自宅でホワイトニングを行う方法です。歯科医院の薬剤とは種類が異なり、歯の色を白くするのではなく、歯の表面の汚れを落とします。そのため、元の歯の色よりも白くすることはできません。
費用は、1回あたり2,000円〜5,000円程度かかることが多いです。
ホワイトニングの施術以外でかかる費用

ホワイトニングを受ける際には、施術以外に費用が発生する場合があります。ここでは、施術以外でかかる費用について解説します。
診察料・カウンセリング料
ホワイトニング前には、口腔内の状態を確認するための初診やカウンセリングが行われます。歯や歯茎の状態に問題がないかを確認するために必要です。費用相場は、無料〜3,000円程度です。
虫歯と歯周病の治療費用
診察時に虫歯や歯周病が見つかった場合、ホワイトニング前にその治療が優先して行われます。虫歯や歯周病の治療にかかる費用は進行度によって異なりますが、歯や歯茎の炎症が軽度の場合、1,500円〜3,000円程度が相場でしょう。
クリーニング費用
ホワイトニングの効果を高めるために、事前に歯の表面の着色や歯石を除去するクリーニングを行う場合があります。費用は5,000円〜1万円程度が一般的です。
薬剤の追加購入費用
ホームホワイトニングやデュアルホワイトニングでは、薬剤の追加購入が必要になることがあります。ホワイトニングジェルは7日分で5,000円〜1万円程度です。使用頻度や希望する白さによって必要な本数が変わるため、予算に余裕をもっておくと安心です。
コーティング費用
ホワイトニング後に行う歯のコーティング処置には、歯の表面を保護し、着色を防ぐ効果が期待できます。施術後にコーティングを行うことで白さをキープしやすくなります。費用は3,000円〜1万円程度です。
歯科医院でのホワイトニングの費用が高い理由

歯科医院で行うホワイトニングは、市販のホワイトニング剤に比べて費用が高い傾向があります。ここでは、歯科医院でのホワイトニング費用が高くなる理由について解説します。
歯科医院専用の薬剤を使用しているため
歯科医院でのホワイトニングが高い理由は、歯科医師の管理でのみ使用が許可されている薬剤を使用しているためです。サロンや市販で扱われているホワイトニング剤では、歯の表面の着色汚れを落とすのみで歯の色そのものを白くすることはできません。
一方で、歯科医院専用の薬剤では、歯の色自体を白くする効果が期待できます。回数を重ねることで白さも調整が可能です。
歯科医師・歯科衛生士による施術が行われるため
歯科医院では、国家資格を持った歯科医師や歯科衛生士がホワイトニングの施術を行います。そのため、安全性が高く、安心して施術を受けることが可能です。
歯の状態を確認しながら施術を行うため、知覚過敏や薬剤によるトラブルを防ぐことができます。歯科医院で行うホワイトニングの費用には、ホワイトニング剤のみだけでなく、医療従事者の技術料も考慮されているのです。
専門的な設備・機器を使用しているため
オフィスホワイトニングでは、光を照射する機器などの高価な専用設備を使用します。ホワイトニング専用の設備は導入コストが高く、定期的なメンテナンスも必要なため、その分のコストが施術費用に含まれているのです。
ホワイトニング後の白い歯をキープする方法

ここでは、ホワイトニング効果を長持ちさせて白さをキープするための方法をご紹介します。
着色しやすい食べ物・飲み物を控える
コーヒーや紅茶、赤ワイン、カレーなどは、歯に色素が沈着しやすい食品です。
ホワイトニング直後の歯は特に色素を吸収しやすい状態にあるため、施術後24〜48時間は色の濃い飲食物を控えましょう。施術後48時間を過ぎたあとも着色するのを防ぐため、食後は早めに歯磨きやうがいをしましょう。
歯磨きやクリーニングを丁寧に行う
着色汚れや歯垢の付着を防ぎ、白さをキープするために、歯磨きを丁寧に行う習慣をつけることも大切です。
ホワイトニング後は、研磨剤が少なくステイン除去効果のある歯磨き粉を選ぶとよいでしょう。また、歯科医院で定期的に歯のクリーニングを受けると、自分では落としきれない着色や歯石も除去でき、効果を持続しやすくなります。
デュアルホワイトニングを選ぶ
ホワイトニングの効果をできるだけ長持ちさせたい場合には、デュアルホワイトニングを選ぶとよいかもしれません。オフィスホワイトニングは1回の施術で効果を実感できる場合がありますが、効果の持続期間は短い傾向にあります。
歯科医院のホワイトニングである程度歯を白くしたうえで、自宅でもホワイトニングを続けることで長期的に歯の白さをキープできます。
定期的にメンテナンスを受ける
ホワイトニングの効果を長く保つためには、歯科医院で定期的にメンテナンスを受けることも重要です。歯の状態や生活習慣に応じて、6ヶ月〜1年に1回の頻度でホワイトニングを受けると、色戻りを防ぎやすくなります。
また、定期検診を受けると、適切なタイミングでの対処がしやすくなります。ホワイトニング後の白さを長持ちさせたい方は、歯科医院で相談しましょう。
まとめ

ホワイトニングの費用は、施術方法によって異なります。歯科医院で施術を行うオフィスホワイトニングは費用が高額になりやすいですが、短期間で効果を得られ、色むらが少なく仕上がります。費用を抑えつつ持続力を求める方には、ホームホワイトニングが選ばれています。
それぞれの特徴を理解し、ご自身の目的やライフスタイルに合った方法を選びましょう。どの方法がよいかわからないという方は、歯科医師に相談してみてください。
ホワイトニングを検討されている方は、仙台市宮城野区「福田町駅」より徒歩4分にある歯医者「色川歯科医院」にお気軽にご相談ください。
当院では、虫歯・根管治療や予防歯科、小児歯科、マウスピース矯正、インプラントなど、さまざまな診療を行っています。診療メニューはこちら、WEB予約・LINE予約も受け付けておりますので、ぜひご覧ください。