2025/01/08 ブログ
インプラント治療にかかる期間は?内訳、期間を延ばさない方法も紹介
こんにちは。仙台市宮城野区「福田町駅」より徒歩4分にある歯医者「色川歯科医院」です。

インプラント治療は、一般的な歯科治療よりも長くかかります。最短だと約3か月で終わることもありますが、お口の状態によっては1年ほどかかるでしょう。
この記事では、インプラントの治療期間の内訳や治療期間を長引かせないための方法について解説します。インプラント治療が長引くケースについても言及していますので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
インプラント治療にかかる期間

インプラント治療にかかる期間は、約3ヵ月~1年が一般的です。インプラント治療とは、歯を失った箇所にチタン製のねじを埋め込み、その上に歯を作る治療法です。外科手術が必要になるものの、手術自体は1日で終わります。
「ではなぜ治療期間が数ヶ月かかるの?」と思うかもしれません。これは、インプラントが顎の骨と結合するのを待つ期間があるからです。
ただし、お口の状態によってインプラントの治療期間は異なります。例えば、虫歯や歯周病が見つかったり、骨量が足りなかったりするケースなどです。このようなケースの場合、事前に治療が必要になり、治療期間が長くなることがあるため注意が必要です。
インプラント治療にかかる期間の内訳

ここでは、インプラント治療にかかる期間の内訳について解説します。
カウンセリング
治療を始める前に、インプラント治療について詳しく知っていただくためにカウンセリングの場を設けます。インプラント治療の流れやメリット・デメリット、リスクなどについて詳しく説明されます。
術前検査・診断
インプラント治療では外科処置を行うため、お口の状態を詳しく把握するために精密検査が必要です。術前検査では、歯科医師による診察、レントゲン撮影、CT検査、歯型の採取などを行います。
検査の結果を基に治療計画を立て、患者様の治療内容や期間・費用などを説明します。術前検査から治療計画の立案・ご説明までにかかる期間は2~14日が一般的です。
事前治療
以下のような場合、優先的に治療が必要になる場合があります。
- 虫歯や歯周病が見つかった場合
- 骨造成や骨移植などの手術が必要な場合
- 抜歯が必要な場合
虫歯や歯周病が見つかった場合、インプラント治療よりも優先的に治療が必要です。特に、歯周病を放置するとインプラント治療の成功に影響を与えます。そのため、虫歯や歯周病をしっかり治してから、インプラント治療を始めます。
さらに、歯周病の影響などで骨が少ない場合、事前に外科治療が必要になることもあります。
また、インプラント予定の箇所に歯の根が残っている場合、抜歯を行ってからでないとインプラント治療はできません。
事前治療の内容や期間については、お口の状態によって異なります。口内の状態が悪ければ治療の回数が多くなり、トータルの治療期間が延びることがあるので注意が必要です。
インプラント埋入手術
インプラントの埋入手術には、1回法と2回法の2種類があります。
1回法の場合、インプラント体とアバットメントが一体となった人工歯根を使用します。インプラント体の埋め込みとアバットメントの装着を同日にできるため、治療期間を短縮できるのがメリットです。
ただし、骨量や感染リスクなどによっては、適応できない場合があります。
2回法の場合、まずはインプラント体を埋入し、インプラント体と顎の骨の結合を確認した後、再度アバットメントを装着する手術を行います。手術が2回必要になるものの、細菌感染のリスクを下げられるのがメリットです。
結合待機期間
インプラントの埋入が終わった後は、インプラント体が結合するのを待つ期間を設けます。2回法の場合、インプラント体の埋入手術の後に待機期間を設け、その後にアバットメントを装着します。
結合期間の目安は、下顎で約3~4ヵ月、上顎は6ヵ月です。お口の状態によっては、この期間よりも延びることがあります。
人工歯の作成・セット
インプラント体の結合が確認できたら、人工歯を作成します。人工歯の素材にもよりますが、作製にかかる期間は約2~3週間です。
人工歯が完成すれば、見た目や噛み合わせなどを確認し、セットすれば治療終了です。
インプラント治療にかかる期間が長引くケース

ここでは、インプラント治療が長引くケースについて解説します。
骨誘導再生を行った
骨誘導再生とは、インプラント埋入の際に人工的な骨材料を足し、骨の増量を計る手術のことです。3~6ヵ月ほど追加で必要になるでしょう。
インプラント埋入と同時に治療を行えるため、他の事前治療よりも治療期間が短縮できるのがメリットです。
骨移植・骨造成手術
歯周病や加齢などで骨量が足りない場合、インプラント治療前に骨量を増やす手術を行う場合があります。例えば、骨移植や骨造成手術などです。4~7ヵ月の期間がかかる可能性があります。
骨量を増やすことで、インプラントの安定性を高める効果があります。
ただし、インプラント埋入前に行う治療のため、治療完了まで時間がかかるのがデメリットです。
歯茎の移植手術
重度の歯周病になると、骨吸収されることで歯茎も下がり、インプラント体が露出することがあります。このような場合、審美的な回復も含めて歯茎の移植手術を行うことがあり1~2ヵ月の期間がかかります。
インプラントの結合に時間がかかった
インプラント体と顎の骨が結合するまでの期間は、お口の状態によって異なります。約3~6ヵ月が目安の期間ではあるものの、この期間よりも長くかかることもあるのです。
例えば、持病のある方や高齢者の方、喫煙習慣のある方の場合、インプラントの結合に時間がかかることがあります。
インプラント治療にかかる期間を延ばさない方法

ここでは、インプラントの治療期間を延ばさない方法について解説します。
健康状態を整える
インプラントの治療期間を延ばさないためには、術前の健康状態を整えることが大切です。インプラント治療前に虫歯や歯周病が見つかると、優先的に治療が必要になるからです。口内を清潔に保ち、日頃から虫歯や歯周病を予防しましょう。
また、インプラント埋入手術後の過ごし方によっては、インプラントの結合を阻害する可能性があります。特に、インプラント埋入手術後は、以下のことに注意してください。
- 手術後は入浴・運動・飲酒・喫煙は控える
- 手術部位は舌や指で触らない
- 手術当日はうがいをしない
インプラント埋入手術後は、安静に過ごしてください。刺激を与えることで傷の治りが悪くなり、治療期間が延びる可能性があります。
また、治療部位を舌や指で触ると、インプラントの埋入位置や角度が変わり、再治療が必要になることもあります。
インプラント治療を成功に導くためにも、インプラント治療前から健康状態を整えておくことが大切です。
1回法の選択
インプラントの埋入手術に1回法を選択することで、治療期間の短縮が適います。
ただし、お口の状態によっては2回法しか選択できないことがあります。メリット・デメリットを理解し、歯科医師とよく検討することが大切です。
インプラント治療後もメンテナンスが必要

インプラント治療は、インプラント体の上に人工歯を取り付けたら終わりというわけではありません。インプラント治療が終わっても、定期的にメンテナンスを受ける必要があります。インプラント特有のインプラント周囲炎に感染するリスクがあるからです。
インプラント周囲炎とは、インプラントを支える歯茎や顎の骨が炎症を起こす病気のことです。歯周病と同じような症状が出ますが、インプラント周囲炎は症状が悪化しやすいといわれています。
インプラント周囲炎が悪化すると、インプラントがグラつき、最終的に自然と抜け落ちてしまうことがあるのです。インプラント周囲炎は自覚症状が乏しいため、気付いた時には重症化していることも少なくありません。
そのため、インプラントを長持ちさせるためには、定期的にクリーニングを受けることが大切です。
また、インプラントの噛み合わせや残っている歯のトラブルにより、インプラントの寿命が短くなることもあります。定期メンテナンスの際には、インプラントの噛み合わせの確認や不具合の有無、お口全体の虫歯・歯周病のチェックもしてもらいましょう。
インプラントや周りの歯を守るためにも、約3~6か月に一度はメンテナンスを受けましょう。
まとめ

インプラントの治療期間は、約3か月~1年かかるのが一般的です。手術自体は1~2日で終わるものの、インプラントと顎の骨が結合するのを待つ期間が必要なため、治療が長くなる傾向にあります。
ただし、お口の状態によっては、この期間よりもさらに長くなることがあります。治療期間を延ばさないためには、健康状態を整え、ご自身に合った治療法を選択しましょう。
インプラントの治療について詳しく知りたい方は、仙台市宮城野区「福田町駅」より徒歩4分にある歯医者「色川歯科医院」にお気軽にご相談ください。
当院では、虫歯・根管治療や予防歯科、小児歯科、マウスピース矯正、インプラントなど、さまざまな診療を行っています。診療メニューはこちら、WEB予約・LINE予約も受け付けておりますので、ぜひご覧ください。