2024/11/27 ブログ
顎関節症の原因は?歯医者受診のタイミングや治療法について
こんにちは。仙台市宮城野区「福田町駅」より徒歩4分にある歯医者「色川歯科医院」です。

顎関節症になると、顎に痛みを感じたり口を開けにくくなったりすることから、悩む人は多いです。では、どうして顎関節症になるのでしょうか。また、どのようなタイミングで歯医者を受診すればよいのでしょうか。
今回は、顎関節症の原因や症状、歯医者を受診するタイミングなどについて解説します。顎関節症の治療法や予防法についても解説しますので、顎関節症の症状にお悩みの方は、ぜひ参考にしてください。
目次
顎関節症の原因

顎関節症の原因は、以下のとおりです。
噛み合わせに異常がある
顎関節症の原因のひとつに、噛み合わせの異常があります。噛み合わせが悪いと顎に過度の負担がかかり、顎関節に痛みや違和感を引き起こす可能性があります。
特に、歯がうまく噛み合わないことで顎の筋肉が緊張し、顎関節に不調をもたらすことが多いです。これが長期間続くと顎関節症の症状が進行しやすくなります。
歯ぎしりや食いしばりなどの悪習慣がある
歯ぎしりや食いしばりといった悪習慣も顎関節症の原因のひとつです。これらの習慣は、特に睡眠中やストレスがかかっているときに行われることが多く、顎の筋肉や関節に過度な負担をかけています。これが長期間続くと顎関節に痛みや違和感をおぼえることがあるのです。
これらの悪習慣が原因で顎関節症が進行することもあるため、早期に対処することが重要です。
うつぶせで寝ている
うつぶせで寝る習慣も顎関節症を引き起こす原因のひとつです。うつぶせで寝ると顎に圧力がかかります。長時間その姿勢が続くと顎関節に大きな負担がかかり、顎関節症を引き起こすことがあるのです。
さらに、顔を下に向けて寝ることで無意識のうちに歯を食いしばったり、顎を圧迫したりすることがあります。これによって、顎関節症の症状が悪化する可能性もあるでしょう。
頬杖をつく
頬杖をつく癖も顎関節症の原因になり得ます。片方の顎に不自然な力がかかると、痛みや違和感を引き起こすことがあるのです。頬杖をつく姿勢を長時間続けると、顎関節症を悪化させる可能性もあるため注意が必要です。
下を向いた姿勢が長時間続いている
スマートフォンやPCの操作で長時間下を向いた姿勢を続けることも顎関節症の原因となります。頭を前に突き出すような姿勢は首や顎に過度な負担をかけ、筋肉の緊張や関節の歪みを引き起こすためです。この状態が続くと、顎関節症の症状が悪化する可能性もあります。
精神的なストレスがある
精神的なストレスも顎関節症の原因です。精神的なストレスが溜まると、無意識のうちに歯ぎしりや食いしばりを引き起こし、顎に負担をかけることがあります。また、ストレスによって睡眠不足が続くと、筋肉の回復を妨げて顎関節の不調を引き起こしやすくなるのです。
そのため、リラックスする時間を作ってストレスを溜めないようにすることが大切です。
歯がなくなったまま放置している
歯がなくなったまま入れ歯やブリッジを入れずに放置することで、顎関節症になる場合もあります。
歯が欠けた部分を放置すると噛み合わせが不安定になり、顎関節に負担がかかります。これが長期間続くと、顎関節の痛みや違和感、さらには顎の動きに制限が生じることがあるのです。
顎関節症の症状

顎関節症でみられる症状は、以下のとおりです。
- 口を開け閉めするときに痛みがある
- 口の開け閉めがスムーズにできない
- 顎の周辺に常に痛みがある
- 食べ物を噛みにくい
- 食事中や会話中に顎が疲れる
- 口を開け閉めするときに顎関節から音がする
これらの症状がある場合には顎関節症が疑われるため、歯科医院で相談したほうがよいかもしれません。
顎関節症で受診するタイミング

顎関節症の症状が改善しない場合や、痛みや口の開きにくさが日常生活に支障をきたしている場合には、早めに歯科医院を受診しましょう。症状が自然に改善されることもありますが、1週間ほど様子を見て改善が見られない場合は歯科医院の受診を検討してください。
顎関節症の治療法

顎関節症の治療法は、以下のとおりです。
理学療法
理学療法では顎関節の可動域を広げるためにさまざまなストレッチを行って、症状の改善を図ります。この方法により口の開け閉めがスムーズにできるようになれば、痛みを軽減できる場合があるでしょう。
スプリント療法
スプリント療法とは、専用のマウスピースを装着して噛み合わせを調整し、顎の筋肉の緊張を軽減する治療法です。この方法は、顎関節症の痛みや不快感を和らげるのに効果的とされています。主に、歯ぎしりや食いしばりの癖がある方に適応となるケースが多いです。
薬物療法
薬物療法は、顎関節症による痛みを軽減するために行われます。薬物療法は短期間で症状の改善を期待できますが、長期間の使用は副作用を引き起こすことがあるため、医師の指示に従って適切に服用することが重要です。
また、薬物療法とほかの治療法を併用することで効果を高められる可能性があります。
冷温湿布法
冷温湿布法は、顎関節症の症状緩和に効果的な治療法のひとつです。冷湿布や温湿布を患部に直接貼ることで、血行を促進して痛みを軽減します。冷湿布には炎症や腫れを抑える効果があり、温湿布には筋肉の緊張をほぐして血流を改善する効果があります。
ただし、湿布は長時間貼らないようにしましょう。
低周波療法
低周波療法とは、専用の機器を使用して、皮膚を通じて筋肉に微弱な電気を流す治療法です。これによって筋肉の緊張を和らげ、リラックスさせる効果が期待できます。
筋肉のコリや痛みがある部位に電気刺激を与えることで、血行を促進して痛みを緩和できる場合があるでしょう。低周波療法は、特に顎の筋肉がこわばっている場合に効果的です。
顎関節症の予防・セルフケア法

顎関節症の予防・セルフケア法は、以下のとおりです。
生活習慣や悪習慣を改善する
顎関節症を予防するためには、片側で噛む癖やや頬杖をつく癖、うつ伏せ寝などといった悪習慣を改善することが重要です。これらの癖を改善しない限り、顎関節に負担がかかり続け、顎関節症を引き起こすだけでなく、症状が悪化することにもつながります。
これらの癖を意識して改善することで、顎関節にかかる負担を軽減して顎関節症の予防につながります。
筋肉をマッサージする
顎の筋肉はストレスや悪い姿勢、過度な噛みしめなどで緊張しやすい部位です。咬筋や側頭筋を手のひらや指で軽くなでるようにしてほぐすことで、筋肉の緊張を和らげることができます。
特に、側頭部から頬にかけて優しくマッサージを行うことで、血行が促進されて筋肉がリラックスし、顎関節への負担が軽減されるでしょう。日常的に筋肉をほぐすことは、顎関節症の予防にも有効です。
口のストレッチを行う
顎関節症の予防として顎の柔軟性を保つために、口のストレッチを取り入れることが効果的です。上を向いて口を大きく開け、手で口の両側を軽く押して口をすぼめる運動を行いましょう。これにより顎関節を開く動作をスムーズにし、筋肉をほぐすことができます。
ストレッチを行うことで顎の可動域が広がるため、定期的に行うことで顎関節症の予防につながります。
まとめ

顎関節症は生活習慣や悪習慣、姿勢、精神的ストレスなどが原因となって引き起こされる病気です。顎関節症になった場合には、スプリント療法や薬物療法など、症状に応じた方法で治療を行います。
顎関節症を予防するためには、片側で噛む癖や頬杖をつく癖などといった悪習慣を改善することが重要です。また、顎の筋肉をほぐすマッサージや、口のストレッチを行うことで、筋肉の緊張を和らげて関節への負担を軽減できます。
顎関節症になると、口を開けるときに痛みが生じたり、音が鳴ったりすることがあります。口を大きく開けられなくなることもあるでしょう。これらの症状がある場合は顎関節症が疑われますので、すみやかに歯科医院を受診しましょう。
顎関節症の症状にお悩みの方は、仙台市宮城野区「福田町駅」より徒歩4分にある歯医者「色川歯科医院」にお気軽にご相談ください。
当院では、虫歯・根管治療や予防歯科、小児歯科、マウスピース矯正、インプラントなど、さまざまな診療を行っています。診療メニューはこちら、WEB予約・LINE予約も受け付けておりますので、ぜひご覧ください。