2024/10/16 ブログ
歯周病の原因とは?セルフチェック方法や進行過程、予防・改善する方法
こんにちは。仙台市宮城野区「福田町駅」より徒歩4分にある歯医者「色川歯科医院」です。

「歯周病の原因はなに?」「歯周病のセルフチェック方法とは?」と疑問を持っている患者さまもいるでしょう。全身の健康にも影響するので、歯周病の原因を知って予防していく必要があります。
今回は歯周病について詳しく解説します。歯周病の原因や歯周病を予防・改善する方法も伝えますので、ぜひご覧ください。
目次
歯周病とは

歯周病は、細菌感染によって引き起こされる歯ぐきや骨の炎症性の病気です。特に、歯と歯ぐきの間にある歯周ポケットの清掃が不十分だと、細菌が増殖し歯ぐきが赤く腫れることがあります。
初期段階では痛みは少ないですが、進行すると膿が出たり、歯がぐらつくようになったりします。最終的には、歯を抜かざるを得なくなることもあるのです。
歯周病の原因

歯周病の原因は以下のとおりです。
プラーク(歯垢)や歯石の蓄積
歯周病の主な原因は、プラークや歯石の蓄積です。プラークは不十分なブラッシングや過剰な糖分摂取により、細菌が生成するネバネバした物質です。この中には非常に多くの細菌が存在し、歯肉に炎症を引き起こします。
放置するとプラークは硬化して歯石になり、ブラッシングだけでは取り除けなくなります。歯石内の細菌は毒素を分泌し歯周病の病状を悪化させるため、定期的に歯科医院を受診してプロフェッショナルクリーニングを受けましょう。
糖尿病
糖尿病は歯周病の一因となります。血糖値のコントロールが不十分だと免疫力が低下し、歯肉の炎症を引き起こしやすくなるのです。この状態では細菌感染が進行しやすく、歯周病のリスクが高まります。
また、歯周病が悪化すると血糖コントロールにも影響を及ぼすため、双方の健康管理が重要です。
タバコを吸う
喫煙は歯周病のリスクを高める原因のひとつです。タバコの成分が血流を妨げ、歯ぐきの健康を損ないます。さらに、喫煙者は免疫機能が低下し、細菌感染に対する抵抗力が弱くなるのです。
その結果、歯周病が発生・悪化しやすくなります。
歯ぎしりや食いしばり
歯ぎしりや食いしばりは、歯や歯肉に過剰な負担をかけて炎症を引き起こすことがあります。また、歯が動揺しやすくなり、歯周組織が損傷を受けることもあります。
過度のストレス
過度のストレスは、歯周病を引き起こす原因のひとつです。ストレスがかかると、体の免疫機能が低下し、感染症に対する抵抗力が弱まるためです。
これにより、口腔内の細菌が増殖しやすくなり、歯肉の炎症や歯周病が進行するリスクが高まります。
糖分が多い飲食物をよく摂取する
歯周病菌の増殖を促す食べ物や飲み物を頻繁に摂取していると、歯周病になりやすいです。特に、糖分が多くて粘着性のある食品は、歯に付着しやすく歯周病のリスクを高めます。
キャラメルや飴、スナック類を食べた後は、しっかりとブラッシングやうがいをしましょう。また、糖分を多く含む炭酸飲料の過剰摂取も注意が必要です。
エストロゲンの不足
閉経後の女性は、エストロゲンが不足して歯周病になりやすいです。エストロゲンの分泌が減少すると全身の骨が脆くなり、特に歯を支える歯槽骨も影響を受けるためです。
歯周病のセルフチェック方法

歯周病かどうか気になる場合、以下のポイントをチェックしてみましょう。
- 朝起きたときに口内がネバネバする
- 歯磨き時に出血する
- 歯ぐきが腫れている
- 口臭が気になる
- 歯がグラグラする
- 歯ぐきが下がった
- 歯と歯のスキマが大きくなった
- 硬い食べ物が噛みにくい
- 歯の表面がザラザラしている
- 歯肉を押すと膿が出る
- 食べ物が歯と歯のスキマに挟まりやすい
当てはまる項目がある方は歯周病になっている可能性がありますので、歯科医師へ相談してください。
歯周病の進行過程

歯周病の進行過程は大きくわけると4つあります。それぞれの進行過程について解説します。
歯肉炎
歯肉炎は、プラークの蓄積によって歯ぐきに炎症が生じている状態を指します。この段階では歯を支える骨の吸収は見られず、歯周病の初期段階といえます。
歯周ポケットの深さは通常3mm以下であり、健康な状態に近いです。歯肉炎は痛みを伴わないことが多いため、この段階で気づいて受診する方は非常に少ないです。
軽度歯周炎
軽度歯周炎は、主にプラークの蓄積によって歯ぐきに炎症が起きている状態を指します。歯槽骨や歯根膜など、歯茎以外の歯周組織の吸収が始まります。歯周ポケットの深さは4mm程度までです。
主な症状としては、歯肉の赤み、腫れ、出血が挙げられますが、痛みは少ないです。ブラッシングや定期的な歯科医院でのクリーニングを行うことで、健康な状態に戻せる可能性があります。
中度歯周炎
中度歯周炎は、炎症が進行し歯ぐきからの出血や膿の発生が見られる状態です。この段階では歯周ポケットが深くなり、歯を支える骨の吸収がさらに進行します。
歯周ポケット内の歯石やプラークの除去が不可欠であり、治療に時間がかかることがあるでしょう。歯科医師や歯科衛生士によるスケーリングやルートプレーニングなどの専門的な処置が必要です。
中度歯周炎を放置すると、さらに症状が悪化して重度の歯周炎に進展します。
重度歯周炎
重度歯周炎は、歯周病の最終段階で歯を支える骨の大幅な吸収が進行した状態です。この段階では歯周ポケットが深くなり、5mm以上になります。
症状としては、歯肉の強い炎症、持続的な出血、膿の排出、そして歯の動揺が見られることが多いです。痛みや不快感を覚えることもあるでしょう。
重度歯周炎になると歯が抜ける可能性が高まるため、早急な治療が必要です。スケーリングやルートプレーニング、場合によっては外科的処置を行います。
患者自身の口腔ケアも重要で、定期的な通院と丁寧なブラッシングが必要です。また、治療を受けても、生活習慣の改善をしたり予防を続けたりしないと再発する可能性が高いでしょう。
健康な歯を保つためには、日常的なケアと定期的なチェックが欠かせません。
歯周病を予防・改善する方法

歯周病を予防・改善する方法は、以下のとおりです。
ブラッシングを丁寧に行う
歯周病の予防には、毎日の丁寧なブラッシングが欠かせません。プラークを溜めないようにするには、小さめのヘッドで柔らかい毛先の歯ブラシでブラッシングする必要があります。
特に、歯と歯のスキマや歯ぐきの境目など、ブラシが届きにくい部分は丁寧に磨くことが重要です。力加減は毛先が広がらない程度が目安で、1か所を20回程度磨くことを心がけてください。効果的に口腔内を清潔に保つことができます。
歯石を溜めない
歯周病を予防・改善するためには、歯石を溜めないようにしましょう。歯石は自宅でのブラッシングでは取り除けないため、専門的なクリーニングで除去してもらう必要があります。
歯科医師や歯科衛生士によるプロフェッショナルクリーニングを受けることで、口内の健康を維持し歯周病のリスクを減少させることができます。定期的に検診を受けて、歯石を除去してもらってください。
食生活を見直す
歯周病の予防と改善には、食生活の見直しが重要です。まず、糖分を控えることが大切です。また、よく噛んで唾液を分泌させることで、口腔内の浄化や殺菌効果が高まります。
特に、野菜やキノコ類、ニンジン、ピーマン、ほうれん草、ブロッコリー、トマト、じゃがいも、大豆製品などが推奨されます。これらの食品を意識的に摂取して、口腔の健康を維持しましょう。
禁煙する
歯周病の予防と改善には禁煙が不可欠です。タバコに含まれるニコチンは毛細血管を収縮させ、歯ぐきの血流を悪化させます。これにより免疫力が低下し、口腔内の感染に対する抵抗力が弱まります。
禁煙することで歯ぐきの健康を保ち、歯周病のリスクを減らすことができるのです。健康な口腔環境を維持するために、禁煙を心がけましょう。
ストレスを解消する
ストレスの解消も非常に重要です。ストレスは免疫機能を低下させ、歯周病のリスクを高める要因となります。
質の良い睡眠を十分にとることで、身体の免疫力を向上させストレスを軽減することができます。リラックスする時間や、趣味や運動を楽しむ時間を確保するなど、心身の健康を保つことが口腔の健康にもつながります。
ストレス管理を意識して、健康的な生活を送りましょう。
まとめ

歯周病は、細菌感染による歯ぐきや骨の炎症を伴う病気です。主な原因には、プラークや歯石の蓄積、糖尿病、喫煙、ストレス、食生活が挙げられます。
歯周病が進行すると歯を失う恐れもあるため、気になる症状があったら早めに歯科医院で相談しましょう。
歯周病の治療を検討されている方は、仙台市宮城野区「福田町駅」より徒歩4分にある歯医者「色川歯科医院」にお気軽にご相談ください。当院では、虫歯・根管治療や予防歯科、小児歯科、マウスピース矯正、インプラントなど、さまざまな診療を行っています。診療メニューはこちら、WEB予約・LINE予約も受け付けておりますので、ぜひご覧ください。