2024/09/25 ブログ
虫歯を防ぐフッ素とは?成分や歯への働き、効果的な取り入れ方を紹介!
こんにちは。仙台市宮城野区「福田町駅」より徒歩4分にある歯医者「色川歯科医院」です。

フッ素は、虫歯予防に効果的な成分として広く知られています。歯のエナメル質を強化し、虫歯の発生や進行を抑える役割を果たします。フッ素は歯磨き粉や洗口液、さらには歯科医院でのフッ素塗布など、さまざまなかたちで取り入れることができます。
この記事では、虫歯を防ぐフッ素の成分や歯への働き、さらに効果的な取り入れ方について詳しく解説します。フッ素を取り入れるときの注意点についても解説しますので、虫歯を予防したいとお考えの方は、ぜひ参考にしてください。
虫歯を防ぐフッ素とは?

フッ素は、虫歯予防に効果的なものとして知られており、主に歯の質を強化する役割を果たします。歯の表面にフッ素を塗布することで、歯の再石灰化を促し、歯が酸によって溶けることを防ぎます。これにより、虫歯菌が出す酸から歯を守り、虫歯の進行を抑制します。
虫歯を防ぐフッ素の成分

以下に、虫歯を防ぐフッ素の成分について解説します。
フッ化ナトリウム(NaF)
フッ化ナトリウムは、一般的に使用されるフッ素化合物で、歯の表面にフッ素イオンを供給し、エナメル質を強化します。歯磨き粉やフッ素洗口液にも多く含まれています。
フッ化第一スズ(SnF2)
フッ化第一スズには抗菌効果があり、口腔内の細菌の活動を抑える効果があります。歯の再石灰化を助けながら、虫歯の発生を防ぐ役割を果たします。
モノフルオロリン酸ナトリウム(MFP)
モノフルオロリン酸ナトリウムはフッ化ナトリウムと同様に、歯のエナメル質を強化する働きがあります。溶けやすくて吸収が早いため、短期間で効果を発揮できます。
虫歯を防ぐフッ素の歯への働き

フッ素は、虫歯を予防する効果が高いことで知られています。フッ素がどのように歯に作用し、虫歯を防ぐのか、そのメカニズムについて詳しく解説します。
再石灰化を促進する
フッ素の最も重要な働きの一つは、再石灰化の促進です。食べ物や飲み物を摂取することで酸にさらされると、エナメル質が溶け出す脱灰という現象が起こります。この脱灰が進むと、歯が弱くなり虫歯になるリスクが高まります。
フッ素はこの脱灰した部分に取り込まれ、再石灰化を促進します。これにより、歯の表面が強化され、虫歯の初期段階であれば自然治癒に導くことができます。
酸に対する抵抗力を高める
フッ素は歯のエナメル質と結びつき、フルオロアパタイトという強固な物質を形成します。フルオロアパタイトは、歯の通常のエナメル質よりも酸に対して強い抵抗力を持っています。酸によって歯が溶けるのを防ぎ、虫歯になりにくい状態を作り出します。
特に酸性飲料や砂糖を多く含む食品を摂取する際、このフルオロアパタイトが重要な役割を果たします。
虫歯菌の活動を抑制する
フッ素には抗菌作用もあり、虫歯の原因となるミュータンス菌の活動を抑制します。ミュータンス菌は、口の中にある糖分を餌にして酸を生成し、歯のエナメル質を溶かします。フッ素が口腔内に存在すると、この細菌の活動が抑制されるのです。
結果的に、歯の表面が酸によって侵されるリスクが減少し、虫歯の予防につながります。
虫歯を防ぐフッ素の効果的な取り入れ方

フッ素は虫歯予防において非常に効果的な成分ですが、その効果を最大限に引き出すためには、正しい方法で取り入れることが重要です。ここでは、フッ素を効果的に取り入れる方法について解説します。
フッ素配合の歯磨き粉を使用する
日常的に使う歯磨き粉には、フッ素が配合されているものを選びましょう。歯磨きをしたときにフッ素が歯に直接作用し、再石灰化を促進する効果があります。特に、毎食後の歯磨きにフッ素配合の歯磨き粉を使用することで、虫歯予防効果をより高めることができるでしょう。
ただし、フッ素入りの歯磨き粉を使ったあとは、何度もうがいをしないことがポイントです。口を軽くすすぐ程度にすることで、フッ素が歯に長くとどまり、効果が持続します。
フッ素入りの洗口液を使用する
フッ素入りの洗口液を日常的に使用することも、虫歯予防に効果的です。フッ素入りの洗口液を使用することで、歯ブラシが届きにくい部分にもフッ素が行き渡り、虫歯の予防効果が高まります。
学校や職場などで歯磨きが難しい場合でも、食後にフッ素入りの洗口液を使用することで、虫歯のリスクを減らすことができます。フッ素入りの洗口液は、日々の習慣として取り入れるとさらに効果が期待できます。
歯科医院でフッ素を塗布してもらう
定期的に歯科医院でフッ素を塗布してもらうことも重要です。歯科医院では、家庭で使用するフッ素配合の歯磨き粉や洗口液よりも高濃度のフッ素を使用するため、より虫歯予防に効果があります。
特に、虫歯になりやすい子どもや高齢者は、定期的に歯科医院でフッ素を塗布してもらうとよいでしょう。
歯科医院では、個々の歯の状態に合わせたフッ素処置が受けられるため、虫歯予防の観点からも定期検診時にフッ素塗布を受けることが推奨されます。
虫歯を防ぐフッ素を取り入れるときの注意点

フッ素は虫歯予防に非常に効果的ですが、正しく使用しないと期待した効果を得られないだけでなく、健康に悪影響を与える可能性もあります。ここでは、フッ素を取り入れる際の注意点について解説します。
適切なフッ素の使用量を守る
フッ素を使用する際は、適切な量を守ることが重要です。フッ素入りの歯磨き粉や洗口液には、それぞれ推奨される使用量が記載されています。
特にフッ素配合の歯磨き粉を使う場合、大人と子どもとでは使用量が異なります。過剰にフッ素を摂取するとフッ素症を引き起こすリスクがあり、歯のエナメル質に白い斑点ができることがあります。
特に小児の場合、誤って歯磨き粉を飲み込むことがないよう、保護者の方がしっかりと見守ることが大切です。
フッ素入りの歯磨き粉を使用したら軽くすすぐ
フッ素の効果を高めるためには、歯磨き後のすすぎ方にも気をつける必要があります。フッ素入りの歯磨き粉を使用したあとは、できるだけ口を軽くすすぎましょう。これは、フッ素が歯に残ることで虫歯予防効果を持続させるためです。
何度も口をすすぐと、フッ素が洗い流されてしまい、効果が半減する可能性があります。
フッ素入りの洗口液の使用方法を守る
フッ素入りの洗口液を使用するときは、使用量やタイミングなど、使用方法を守りましょう。
適切な量(通常10〜15ml)を口に含み、ぶくぶくうがいをしたら吐き出します。洗口液の使用後30分程度は水でうがいをしたり飲食したりはせず、できるだけフッ素が歯に留まるように心がけましょう。
フッ素入りの洗口液は、特に食後や就寝前に使用することで、より虫歯予防効果が期待できます。
また、子どももフッ素入りの洗口液を使用しても問題ありませんが、誤飲を防ぐため、保護者の方が見守ってあげる必要があります。飲み込んでしまうと、過剰なフッ素摂取につながるリスクがあるため、適切な量と使用方法を守ることが重要です。
まとめ

フッ素には、歯の質を強化し、虫歯菌の活動を抑える働きがあります。日常的にフッ素入りの歯磨き粉や洗口液を使用したり、定期的に歯科医院でフッ素塗布を受けたりすることで虫歯を予防できるでしょう。
また、フッ素配合の歯磨き粉やフッ素入りの洗口液を使用する際には、適量を守ることが大切です。特に小さな子どもが使用するときには保護者の方が見守ってあげましょう。
フッ素の過剰摂取によるフッ素症のリスクを避けるためにも、定期的に歯科医師の指導を受け、適切なフッ素の取り入れ方を実践することが大切です。
虫歯を予防したいとお考えの方や虫歯にお悩みの方は、仙台市宮城野区「福田町駅」より徒歩4分にある歯医者「色川歯科医院」にお気軽にご相談ください。
当院では、虫歯・根管治療や予防歯科、小児歯科、マウスピース矯正、インプラントなど、さまざまな診療を行っています。診療メニューはこちら、WEB予約・LINE予約も受け付けておりますので、ぜひご覧ください。