2024/09/18 ブログ
マウスピース矯正が痛い原因は?痛みが出た場合の対処法やNG行動を解説!
こんにちは。仙台市宮城野区「福田町駅」より徒歩4分にある歯医者「色川歯科医院」です。

矯正治療は痛いというイメージをお持ちの方も多いのではないでしょうか。矯正治療による痛みの感じ方には、個人差があります。そのため「それほど痛みは気にならない」という方も少なくありません。
しかし、痛みに対して不安を覚える方もいるでしょう。「マウスピース矯正の場合も痛みがあるの?」と、矯正治療の種類による痛みの違いが気になる方もいるかもしれません。
この記事では、マウスピース矯正の痛みについて詳しく解説します。痛みの原因や痛みが出た時の対処法についても説明していますので、マウスピース矯正の痛みが心配な方は、ぜひ参考にしてください。
目次
マウスピース矯正が痛い原因は?

マウスピース矯正は、ワイヤー矯正に比べると痛みを感じにくいとされていますが、全く感じないわけではありません。マウスピース矯正で痛みが発生する主な原因は、以下の4つです。
- 歯が動いている
- 装置が粘膜に当たっている
- 歯や周りの組織が敏感になっている
- 新しい装置に慣れていない
それぞれの原因について、詳しく解説します。
歯が動いている
マウスピース矯正に限らず、矯正治療で力を加えて歯を動かす際には痛みが生じます。歯は歯槽骨という歯茎の中にある骨によって支えられており、矯正力を加えると歯槽骨にも刺激が加わります。
矯正治療では、歯に力が加わることで歯槽骨の吸収と再生が繰り返され、歯が移動します。歯槽骨の吸収が起きる際に、プロスタグランジンE2という痛みの原因物質がつくられるため痛みが生じやすいのです。
装置が粘膜に当たっている
マウスピース矯正では、マウスピースを1日に20〜22時間以上装着します。マウスピースは患者さまの歯に合うように作られますが、稀に形が合っておらず歯茎や舌、頬の粘膜などに当たり痛みが出ることがあるのです。
この場合、粘膜に当たっている部分を研磨することで対処できます。装置が当たって痛い時は、我慢せず早めに歯科医師に相談しましょう。
また、マウスピースが粘膜に当たって傷つき、口内炎が発生することもあります。口内炎ができた場合、装置を装着するのが辛くなり治療に影響を及ぼすかもしれません。口内炎ができて痛みを感じる場合、口内炎の治療と同時に装置の調整を行う必要があるでしょう。
歯や周りの組織が敏感になっている
矯正中に食べ物を噛むと、痛みを感じることがあります。矯正治療中は常に負荷が加えられているため、歯や歯根膜という歯の根っこと歯槽骨の間にある組織が敏感になっているからです。
特に、硬いものを噛むと歯や歯周組織に負担がかかるため、痛みが生じやすいでしょう。
新しい装置に慣れていない
マウスピース矯正では、1〜2週間ごとに新しいマウスピースに交換して歯を動かしていきます。新しいマウスピースに交換した直後は、マウスピースが歯列に馴染んでいないため、締め付けられるような痛みを感じることがあります。
装置に慣れていないことによる痛みは、基本的に2〜3日程度で和らぐため心配する必要はないでしょう。
マウスピース矯正中に痛みが出た場合の対処法

マウスピース矯正中に痛みが出た場合の主な対処法は、以下の3つです。
- マウスピースを調整する
- 柔らかいものを食べる
- 鎮痛剤を服用する
それぞれ詳しく解説します。
マウスピースを調整する
マウスピースが粘膜に当たって痛い場合は、マウスピースを調整してもらいましょう。研磨して粘膜に当たらないようにして、痛みを軽減します。
ただし、調整はご自身では行わず、必ず歯科医師に対応してもらってください。ご自身で調整すると、マウスピースが変形したり破損したりする可能性があります。
柔らかいものを食べる
矯正治療中は歯や歯根膜が敏感になっているため、咀嚼時に痛みを感じやすいです。硬いものは特に咀嚼時の負担が大きいため、痛みを強く感じるでしょう。
咀嚼時に痛みが生じる場合は、柔らかいパンやおかゆ、飲み込みやすいゼリーなどを摂取するようにしましょう。硬いものを食べたい場合は、細かく砕いたり切ったりしてから口に入れるようにしてください。
鎮痛剤を服用する
マウスピース矯正に限らず、矯正治療中は歯が動くことで痛みが生じる場合があります。痛みがある場合は、鎮痛剤を服用すると痛みを緩和することができるでしょう。
ただし、市販されている鎮痛剤の中には、歯の動きを抑える作用があるものも存在します。そのため、鎮痛剤を服用する際は、なるべく医師から推奨されたものや、歯科医院で処方されたもの服用するようにしてください。
マウスピース矯正中に痛みがあるときのNG行動

マウスピース矯正中に痛みがある際にしてはいけない主な行動は、以下の4つです。
- マウスピースの装着をやめる
- 市販の鎮痛剤を繰り返し服用する
- 勝手に装置を削る
- 冷やしすぎ・温めすぎ
それぞれ詳しく解説します。
マウスピースの装着をやめる
痛みがあるからといって、マウスピースの装着を勝手にやめないようにしましょう。自己判断でマウスピースの装着をやめると、歯が後戻りを起こしてマウスピースが合わなくなり、装着できなくなる恐れがあります。
また、計画通りに歯を動かせず、想定外の治療結果になることもあるでしょう。マウスピースを装着できないほどの痛みがある場合は、歯科医師に相談してください。
市販の鎮痛剤を繰り返し服用する
矯正治療中に痛みが出た場合、一時的に鎮痛剤を服用するのは問題ありません。
しかし、市販の鎮痛剤を繰り返し服用するのは、やめたほうがいいでしょう。市販されている鎮痛剤を何度も服用すると、歯の移動時に起こる炎症反応も抑制される可能性があるためです。
歯を動かす際には、歯周組織で炎症反応が起こり歯槽骨の吸収と再生が繰り返されます。そのため、矯正治療には適度な炎症反応が必要なのです。
何度も市販の鎮痛剤を服用すると、歯の動きが悪くなるリスクが高まるため注意しましょう。なるべく歯科医院で処方された鎮痛剤を服用し、用法・用量は必ず守ってください。
勝手に装置を削る
装置が口腔内の粘膜に当たって痛い場合は、歯科医師に調整してもらいましょう。ご自身でマウスピースを削るなどの調整をすると、装置が変形したり合わなくなったりする可能性があります。
冷やしすぎ・温めすぎ
痛みがあると、患部を冷やしたり温めたりする方も多いでしょう。
しかし、矯正治療中の場合は、過度に冷やしたり温めたりするのは避けるべきです。冷やしすぎると血流が悪くなり、歯の動きに悪影響を与えることがあります。また、温めすぎると血流が良くなり、痛みが増す可能性があるでしょう。
マウスピース矯正とワイヤー矯正はどっちが痛い?

マウスピース矯正とワイヤー矯正では、どちらのほうが痛みが強いのか気になる方も多いでしょう。「マウスピース矯正のほうが痛みを感じにくい」といわれることが多いですが、痛みの感じ方には個人差があるため、どちらのほうが痛いとは言い切れません。
ワイヤー矯正の場合は、歯の表面にブラケットという装置を接着し、ワイヤーを通して力を加えて歯を動かします。ワイヤーの力で歯を引っ張って移動させるため、マウスピース矯正よりもかかる力が大きく、痛みを感じやすいと言われています。
マウスピース矯正の場合も、新しいマウスピースに交換した直後は、同じように締め付けられるような痛みを感じます。
しかし、マウスピース矯正の場合は歯にかかる力が小さいため、痛みを感じにくい方が多いでしょう。また、ワイヤー矯正とマウスピース矯正のどちらの場合も、装置が舌や歯茎に当たって痛みが生じることがあります。
まとめ

マウスピース矯正中に痛みが出ることはあります。
ただし、マウスピース矯正に限らず、どの矯正治療であっても歯を動かす際に痛みは生じるでしょう。他にも、マウスピースが粘膜に当たることや、新しいマウスピースが歯列に馴染んでいないことが、痛みの原因に挙げられます。
痛みが辛い時は、歯科医師にマウスピースを調整してもらったり、柔らかいものを食べたりするなど、工夫して過ごしましょう。我慢できない場合は、痛み止めを服用するのも方法の1つです。
自己判断でマウスピースの装着をやめたり勝手に装置を削ったりするのは、避けてください。計画通りに治療が進まなくなる可能性があります。
矯正治療で感じる痛みには個人差があり「全然痛みが気にならない」という方もいます。痛みが出た場合も、適切な対処で痛みを和らげられることが多いため、心配しすぎる必要はないでしょう。
マウスピース矯正を検討されている方は、仙台市宮城野区「福田町駅」より徒歩4分にある歯医者「色川歯科医院」にお気軽にご相談ください。
当院では、虫歯・根管治療や予防歯科、小児歯科、マウスピース矯正、インプラントなど、さまざまな診療を行っています。診療メニューはこちら、WEB予約・LINE予約も受け付けておりますので、ぜひご覧ください。