2025/09/23 ブログ
ホワイトニングの頻度と効果的なケア方法を徹底解説
こんにちは。仙台市宮城野区「福田町駅」より徒歩4分にある歯医者「色川歯科医院」です。

歯の黄ばみや着色が気になり、ホワイトニングを検討しているものの「どのくらいの頻度で受ければいいのだろう」と疑問をおもちの方も多いのではないでしょうか。
ホワイトニングの効果は永続的なものではなく、生活習慣や食事内容によって再び着色が進んでしまうことがあります。そのため、適切なタイミングで施術を受けることが大切です。
今回は、ホワイトニングの種類ごとの頻度やホワイトニング後のケア方法について解説します。ホワイトニングを検討している方は、ぜひ参考にしてください。
目次
ホワイトニングとは

ホワイトニングとは、歯の表面や内部に付着した着色汚れや変色を、専用の薬剤を用いて明るく見せる施術です。歯科医院で行うものと自宅で行うものがあり、目的や生活スタイルに合わせて選ぶことができます。
ここでは、ホワイトニングの種類やそれぞれの特徴について解説します。まずは基本的なポイントを押さえましょう。
オフィスホワイトニング
オフィスホワイトニングは、歯科医院で歯科医師や歯科衛生士が行う施術です。高濃度のホワイトニング剤を使用し、特殊な光やレーザーを照射して薬剤の効果を高めます。
短時間で効果が出やすいのが大きなメリットで、結婚式やイベントなど、できるだけ早く白さを実感したい方に選ばれています。
ただし、知覚過敏の症状が現れやすい、色戻りが起こりやすいといった点はデメリットといえます。
ホームホワイトニング
ホームホワイトニングは、自宅でマウスピースと専用の薬剤を使って行う方法です。歯科医院で自分専用のマウスピースを作り、自宅で薬剤を注入して数時間装着します。
時間はかかりますが、じっくり作用するため色が定着しやすく、自然な白さを長く維持できるのが魅力です。即効性はオフィスホワイトニングに劣りますが、費用を抑えたい人や、自分のペースで続けたい人に向いています。
デュアルホワイトニング
デュアルホワイトニングは、オフィスホワイトニングとホームホワイトニングの両方の施術を組み合わせた方法です。まず歯科医院で即効性のあるオフィスホワイトニングを行い、その後ホームホワイトニングで色を安定させます。
最も効果が高く、白さを長持ちさせやすい方法ですが、費用が高額になる点はデメリットです。イベント前に効果を出したい一方で、その白さを長く維持したい人に向いているかもしれません。
ホワイトニングの頻度と目安

効果を長持ちさせるためには、施術の間隔や頻度を知ることが大切です。
オフィスホワイトニングは1〜2週間に1回の施術が推奨されるケースが多く、ホームホワイトニングは毎日または数日に1回、2週間〜1か月程度続けるのが一般的です。
両方を組み合わせるデュアルホワイトニングでは、まずオフィスホワイトニングを受け、その直後からホームホワイトニングを2〜4週間ほど継続するのが一般的です。こうすることで即効性と持続性の両方を得られ、より自然で安定した白さを目指せます。
ただし、歯の状態や希望する白さによって適切な間隔は変わるため、歯科医師と相談して決める必要があります。
ホワイトニングの費用

施術を始める前に、費用の目安を把握しておくことは重要です。
ホワイトニングの費用は施術方法によって異なります。歯科医院で行うオフィスホワイトニングは1回あたり2万円から7万円程度、ホームホワイトニングは1万円から5万円程度です。
デュアルホワイトニングは2つの方法を組み合わせて行われるため費用は高く、5万円〜10万円程度が一般的な相場です。
なお、ホワイトニングの施術の費用以外に、初回のカウンセリング料や歯のクリーニング費用が別途必要となる場合があります。
また、希望する白さを得るために追加施術を行う場合や、マウスピースの再作成が必要な場合も追加費用が発生することがあります。事前に費用の内訳を確認することが大切です。
ホワイトニング後の注意点

ホワイトニングは歯を白くする効果が期待できますが、注意点も存在します。ここでは、ホワイトニング後の注意点について解説します。
知覚過敏のリスク
ホワイトニング剤の成分が歯の表面や内部に作用することで、一時的に知覚過敏の症状が現れる可能性があります。特に冷たい飲食物を口にしたときにしみる症状が出ることが多いです。
また、ホワイトニングを繰り返し短期間に行うと知覚過敏の症状が現れるリスクが高まるため、歯科医師の指導のもとで適切な頻度を守ることが大切です。もし痛みが長引く場合や強く出る場合は、歯科医院で相談しましょう。
色戻りの可能性
ホワイトニングは一度施術しても、歯の色が徐々に元に戻る色戻りを起こす可能性があります。特に施術後3〜6ヶ月ほどで色戻りが目立ち始めることが多く、コーヒーや赤ワイン、喫煙など着色しやすい習慣がある場合はさらに早まる傾向があります。
施術できないケース
ホワイトニングは誰でも受けられるわけではなく、施術できないケースも存在します。例えば、妊娠中や授乳中の方、重度の虫歯や歯周病がある場合、無カタラーゼ症の方などは施術が推奨されていません。
また、18歳未満の子どもも歯の成長過程に影響を与える可能性があるため控えるべきとされています。さらに、人工歯や詰め物、被せ物にはホワイトニング効果が現れないため、施術前に歯科医師と十分に相談し、ご自身の口腔状態を確認することが重要です。
ホワイトニング後のケア

施術後の管理や生活上の工夫によって、白さの持続に差が出ます。ここでは、ホワイトニング後のケア方法について解説します。
色戻りを防ぐ方法
ホワイトニング施術後は、歯の表面が一時的にデリケートな状態になります。そのため、施術直後の24〜48時間は、コーヒー・カレー・チョコレートなどの色の濃い飲食物や、柑橘類・炭酸飲料など酸性の強い食品の摂取を控えることが推奨されます。
また、喫煙も着色の原因となるため避けましょう。これらを控えることで、ホワイトニング効果を長持ちさせやすくなります。
日常生活でのセルフケア
日々のセルフケアでは、研磨剤が少なめの歯磨き粉を選び、歯や歯ぐきを傷つけないように力を入れすぎず丁寧に磨くことが大切です。
また、ホワイトニング直後は歯が刺激に敏感になりやすいため、冷たい飲み物や熱い食べ物の摂取には注意しましょう。必要に応じて知覚過敏用の歯磨き粉を取り入れるのも有効です。
定期的なメンテナンスの重要性
ホワイトニング効果をできるだけ長く保つためには、定期的なメンテナンスが欠かせません。メンテナンスを怠ると着色汚れや黄ばみが戻りやすくなるため、歯科医院でのクリーニングと自宅でのケアを継続して行うことが望ましいです。
また、定期的に歯科検診を受けていれば、虫歯や歯周病の早期発見にもつながり、お口全体の健康維持にも役立ちます。
まとめ

ホワイトニングは、歯を白く美しく保つための代表的なケア方法です。
ただし、効果を得るためには適切な頻度と正しいケアが欠かせません。施術方法や歯の状態によって行う間隔は異なり、過度に行うと歯や歯茎に負担がかかる場合があります。
大切なのは、過度に行わず、適切な間隔を守って白さを維持することです。歯の状態や生活習慣によって最適な頻度は変わるため、自己判断せずに歯科医師と相談しながら無理のないペースを見つけることが、健康的で美しい歯を長く保つポイントとなります。
施術後は、色の濃い飲食物を控え、丁寧な歯磨きを行うなど日常のケアも重要です。ご自身の歯の状態や生活スタイルに合わせて無理なく取り入れることで、健康的で美しい歯を守ることができます。
ホワイトニングを検討されている方は、仙台市宮城野区「福田町駅」より徒歩4分にある歯医者「色川歯科医院」にお気軽にご相談ください。
当院では、虫歯・根管治療や予防歯科、小児歯科、マウスピース矯正、インプラントなど、さまざまな診療を行っています。診療メニューはこちら、WEB予約・LINE予約も受け付けておりますので、ぜひご覧ください。